最近、仕事でコードを書いていて、将来拡張・保守しやすくて、わかりやすいコードをどんどん書けるようになりたいと思っていたところ、本屋で「オブジェクト脳のつくり方」という本を見かけて、さくっと読めそうだったので買ってみた。
内容としては、オブジェクト・クラス・継承・カプセル化・ポリモーフィズムとはなんぞやという話から、デザインパターン3種ぐらい(Factory Method, Composite, Template Method)を試しに書いてみよう、オブジェクト指向で開発するメリット、設計(ユースケース図、クラス図、オブジェクト図、シナリオ)、JSP、EJBあたりの話が出てくる。
感想
最初のオブジェクトとはなんぞやから実際にデザインパターンを書くところらへんまでは良い復習になるな!ぐらいに思ってたが、設計図やらJSP、EJBやらの話が出てき始めたあたりから、オブジェクト指向の話とずれてきてないかという違和感がでてきた。
前半は、プログラミングを始めてオブジェクト指向ってなんや?って思ってる人には得るものが大きいと思う。ただ正直、後半は読まずにサッと流しても大丈夫な内容だ。
業務でもどうコードを書くのがベターなのか迷うときがあるので、デザインパターンを軽く押さえておくと良さそうな気がするので、結城浩さんのデザインパターン入門あたりを読んでみようと思う。
あと関係ないけど、オブジェクト指向設計実践ガイドは理解しやすくておすすめです。